<妓楼の花嫁>
〜…苛め甲斐のある子だ〜 大見世千珠楼に住む斎は、美しい容姿を持ちながらその腕っぷしの強さと勝気な性格から、見世の用心棒を務めていた。 だが、敬愛する義兄が行方不明となり、密偵の疑惑をかけられて、その汚名返上と真実を探るため、遊女として手がかりを持つ男・英国人将校の相手をすることに。 しかもその男は斎が密かに想う相手で……!? (表紙裏あらすじより) 時代は日英同盟、日露戦争頃、遊郭を舞台にしたストーリーです。 攻は英国貴族軍人、子爵の父と元花魁の母から生まれた受というカップリングとなりました。 この話は、担当さんから「時代モノ&遊郭モノを」とお題をいただいたのですが、最初に聞いた時、 「遊郭……陰間じゃなくて?」 と思ってしまったという。 BLでいうところの遊郭モノをあまりよく理解していなかったのですね(^^;;)。 腕っぷしの強い受というのは大好きなので、その辺りは楽しんで書けました。 汞先生のイラストは、表紙、口絵はもちろん、挿絵も本当に素晴らしいです。 お手に取っていただけたら嬉しいです。 |
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